2008年 06月 26日
サンポーニャ・ケーナ奏者 瀬木貴将さんライブ。
青葉区米ヶ袋カフェモーツアルトアトリエにて。
サンポーニャは南米アンデス地方の民族音楽、フォルクローレに使われる民族楽器。
アンデスの高原をわたる風の音。ビエントの美しい音色です。
通常長さを変えた「葦」の管・・・穴の直径は1.5センチから2センチほど・・・を6本と7本の列に並べてそれを2段に組み合わせて音階を刻む楽器ですが・・・。
瀬木さんのサンポーニャは、10本11本12本を3段にならべた、演奏用に手作りしたもの。
笛とおなじように、息を吹き込んで音を出しますが、かなりの肺活量が必要と見ました!
長さが1メートルを越える重低音のサンポーニャは、本当にかなりかなり・・・。
からだ全体をもっていかれるような、強い音の響きですね。
今回のツアーは、ジャズピアニスト佐山こうたさんとのセッションでしたが、途中ジャズナンバーでのサンポーニャも聴かせてくれました。
2人で交互に音を掛け合うサンポーニャのコンテスタードの演奏もあり、カリンバ、チャランゴの演奏もあり。(チャランゴ・・・写真テーブル右端。胴の部分はアルマジロ製)
音色を堪能してきました。
今回のツアーは、日本をテーマに作曲された最新アルバム「MOON ROAD」。
夜、海から登ってくる月と海にうつる月明かりの道をイメージしています。
7月4日から仙台市青葉区本町 自然史博物館で開催される「ナスカ地上絵の謎展」のテーマ音楽は瀬木さんの作曲演奏です。
7月26日には展覧会場にてライブ。
「5月にボリビアでレコーディングをしてきました。」というお話も楽しく聞かせてくれました。
そのCDは11月に・・・たぶんボリビア時間でいうと、
年明けかも?・・・リリースの予定です。
ライブリポートでした。
オノリエ
by fm797izumi
| 2008-06-26 17:09
| ★リポータの部屋★