2024年 11月 26日
第131回番組審議会議事録
1 審議方法の変更
新型コロナウイルス感染症対策として、リモート形式で行った。事前に各審議委員に
審議対象番組の音源と資料を送り、各々審議番組を聴いていただいた。
感想・意見を期限までに回答していただき、番組審議会を開催した。
2 資料送付 令和6年 11月1日(金) 審議委員に審議対象番組の音源と資料を送付
3 回答期限 令和6年 11月25日(月)
4 委員からの回答回収
委員数 5名 回答いただいた委員数 5名
回答委員の氏名 伊藤賢次、小野理恵 冨樫通明 山田富美子、豊島亜沙美
5 審議内容
審議対象番組:「Smile Music Radio」
放送時間:毎週木曜日18:30~18:58
放送日時:2024年10月31日(木)放送分
出演: メインパーソナリティ マッキー、ナビゲーター 小笠原章江
番組時間 :28分
放送形態 :収録
今回審議していただいたのは、毎週木曜日18時30分~放送している番組
「Smile Music Radio」の10月 31日(木)放送分です。「Smile Music Radio」、
略して『スマミュー』は、2024年4月~放送開始の新番組。楽しい週末に向けて、
Happyな木曜の夜になるように、音楽とトークをお届けしています。
番組審議委員から番組に対して出された意見は次の通りです。
まず、番組の良かった点については、
「マッキーさんと小笠原さんのトークは、リズム、トーンも良く、聴きやすかった。お二人の掛け合いの流れで心地よく聴くことができた」
「メインパーソナリティとナビゲーターが女性同士というのは、話の展開がスムーズで安心して聞いていられる」
「マッキーさんのトークを聞いていると、音楽好きの娘の話を聞いているようで、とても親近感を感じた」
「28分中5曲、ワンコーラスでまとめた構成は、多種多様な曲を聴きたいf mリスナーにとって、充実感を得られる番組」
「曲のエピソードトークも、パーソナリティの知識や経験値の高さがうかがえる」
「尾崎紀世彦と沢田研二の歌は、昭和世代にとっては、懐かしく、また、新鮮に聴けた」
「懐かしい曲ばかりで、私たちの年代を対象にしてもらっているようで十分に楽しむことができた」
「いい曲は残る、同感。昭和歌謡に興味を持っている若い人も増えているので、選曲が良いと思った」
「ここは世代によって意見が分かれる所であるとは思うが、リアルタイムで聴いていた曲『また逢う日まで』と『危険な二人』からのスタートは、嬉しくもあり驚いた。その理由がお誕生日ということで、両親が好きだった曲を!と知って妙に納得した。この話題はリスナーの自分の人生と一瞬で重ね合わせることもできるため、とてもうまいやり方だと思った」
「歌手と歌手とのつながりや、現在もコラボしながらコンサート等をやっているとは知らなかった」
「小田和正さんの『キラキラ』は、カバーしているアーティストを紹介して、聴き比べることができる点がいいと思う。『名曲は歌い継がれる』という言葉は、これまで何度も聞いているが、今回、改めて、その通りだと感じた。言葉を選ばずに言えば、ぶっ刺さった」
「スターダストレビューの『今夜だけきっと』と、小田和正の『きらきら』を聴いた後、二人のコラボしている『今夜だけきっと』を、YouTubeで観た。非日常を味わい、元気が出た。お礼を言いたい」
という声をいただいた。
一方、改善したほうが良い点、今後の番組への要望としては、
「『Smile Music Radio』、とてもいい番組だと思った。ただ、マッキーさんのお誕生日ということで、最初の2曲を選曲した理由とその曲及び尾崎さんと沢田さんの話題で、盛り上がりがピークになってしまったのがもったいないと感じた」
「合づちが、話し言葉にありがちな『そうそうそう』となる場面があり、お二人の雰囲気から、より丁寧な言葉であってもいいと思った」
「選曲の違いで、話のリズムが、少し変わっていたら、いいかなと感じた」
「音楽をかける前に、少し説明をした方が良い。その方が、曲の後の話を、もっと興味深く聴けたように思う」
「曲が発売された年代の紹介だけでなく、当時の世相や出来事なども入れるとイメージをつかみやすい」
「これまで番組に寄せられたレビューや曲の要望を番組の最後に入れたらどうか。
今後、リスナーも、投稿しやすくなると思った」
「リスナーの声や反応なども、番組で紹介してほしい」
「尾崎紀世彦さんと沢田研二さんの若い頃の声を久しぶりに聴くことができた。
『いい曲はいつ聴いてもカバーされても残っていくもの』という楽曲の価値を番組で存分に表現してほしい。
今後も、放送を楽しみにしている」
「この頃の歌は知らない曲ばかりで、放送に使用されたすべての曲を知っていることは
非常に珍しくなってしまっている。紅白歌合戦もレコード大賞も知らない曲ばかり・・・。
音楽好きの私としては、とても残念なことだが、テレビやラジオ以外にも楽しめることが増えていることは
事実であるし、年齢を重ねてしまうことで新しいものについていけないこともあるので、
仕方ない部分でもあるのかなとも思ってしまう。そういったことを考えれば考えるほど、
このような番組の必要性を考えてしまうし、大切にしてほしいとも思う」
という意見をいただいた。
6 審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置およびその年月日
番組審議会より番組制作者に審議内容を伝え、今後の番組制作に反映させていただく
こととした。(令和6年11月 26日)
7 審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその内容、方法及び年月日
・放送番組の中で公表
番組名 「DailyCafe」日時 令和6年11月26日(火)15:05頃~
・ホームページに掲示
8 その他の参考事項
特になし