2023年 08月 21日
第125回番組審議会
第125回番組審議会議事録
1 審議方法の変更
コロナウィルス感染症対策として、リモート開催として行った。事前に各審議委員に審
議対番組の音源と審議用資料を送り、各々審議番組を聴いていただいて、感想・意見を期
限までに回答いただき、番組審議会を開催とさせていただいた。
2 資料送付 令和5年7月17日(月) 審議委員に審議番組音源と資料を送付
3 回答期限 令和5年7月24日(月)
4 委員からの回答回収
委員数 5名 回答いただいた委員数 4名
回答委員の氏名 冨樫通明 小野理恵 山田富美子 豊島亜沙美
欠席委員の氏名 伊藤賢次
5 審議内容
審議対象番組:『宮城学院音楽科の学生が贈るLet'sEnjoyおんがく』
放送時間 毎週金曜日19:00~19:30
放送日時:2023年6月9日(金)放送分
出演 宮城学院女子大学音楽科生
提供 (株)山形屋商店
番組時間 : 28分
放送形態 : 録音放送
この番組は、6月2日(金)から放送開始しました。11月までの半年間放送の予定です。
番組では、宮城学院女子大学音楽科で学ぶ学生が、音楽の楽しみや日常の講義、練習、演奏などの活動を週替わりのテーマをもとに紹介しています。
実際に学生や講師が演奏した音源や学生が選曲した楽曲も番組内で放送しています。
今回審議した番組は、6月9日(金)に放送した回です。
番組審議委員から番組に対して出された意見は次の通りです
まず番組の良かった点については、
「番組の構成の流れは良く、学生の話し方は聴きやすかった。」「スタートからすごく良い印象。BGM、パーソナリティーの丁寧な話し方で、じっくり聴きたくなる態勢ができる。」「自己紹介では出身高校を話しており、県外からもこの大学に通っているんだ、と興味深く聴くことができた。学生や保護者の印象に残りそう。」「毎回担当者が変わり、その3人の専攻により内容が様々で盛りだくさんで聞き応えがありました。」「専攻している授業の内容の説明は具体的だった。」「今回は声楽、ホルン、ピアノと専攻が違うことで多彩な音楽科のエピソードがあって良いお話が聞けました。」「声の音も聴いていて心地よく、オーケストラ音源、生のホルンの演奏と番組に流れが感じられました。」「ホルンの演奏は音楽の楽しみ方等、リスナーに伝わったと思う。」「専攻の楽器や声楽だけでなく、他の楽器等を使ってオーケストラ演奏の練習をするとは知らなかった。 他の楽器で苦労する点も理解できる点が良かったと思う。」「5度跳躍による高揚感は大変勉強になりました。SF的で遠い宇宙や未開の地に飛び立つワクワク感がホルンの演奏で体感できました。」「練習の質を上げるお話は同感です。」「最近では、リスナーと近い距離間でいることに優先順位をおいて言葉遣いがあまり丁寧でない、時々好感が持てない、一部のファンにだけ向けて話していることでいいという番組もあるが、そうではなくて熱心に丁寧に発信しようとする感じがした。」「選曲も良い。ゆったりとした気持ちで最後まで楽しむことができて、良い時間を過ごせた。」「11月までの半年間だけの放送予定だというのがもったいない。もっと続いてほしい。」「宮城県内はもとより東北に住まわれている方で、宮城学院女子大学音楽科を目指す方々には是非聴いてほしい番組。番組内容によっては東北の他のコミュニティラジオ局での同時放送を考えてもよいのではないか。」
という意見が良い点として寄せられた。
一方、改善したほうが良い点、今後の番組への要望としては、
「オーケストラの授業の紹介でフクガオーケストラのフクガの意味を知りたいと思いました。様々な楽器に挑戦できる音楽科の授業が楽しそうでしたので、今後も普段の様子を伝えてほしいです。また、若手演奏家の演奏音源が聴ける番組として確立してもとも思いました。3人の掛け合いは1人が進行役になって2人に振り答えて、それから進行役も同じように答える形でした。」「1回の番組に進行役は1人に固定してテーマごとに交代しないほうが聞きやすい。また、質問する仕方に工夫があれば。例えば、私はこうですが…と先に話しつつ話題を振るとか。進行役に徹し聞き役が安定することでリスナーも一緒に聴ける番組になると思います。」「イントロの所の話の時間を少し短くして、曲をもっと入れて欲しい。」「学生さん達のQAは、クラシックに親しみが持てるきっかけになると思うので、将来の展望など話題にしてほしい。」「好きな曲を毎回ひとりずつ説明して、その曲を番組中に演奏するのはどうでしょうか。1小節だけでもいいと思います。演奏の楽しさ、むずかしさが、リスナーにもっと伝わるように思います。 ホルンの演奏が印象的だったので。」「初めて聴かれる方にとって、最初の入り部分で特に音楽科特有の専門用語が多いと感じました。どのような字を書くのか説明が欲しかった。」「砕けた感じの失敗談や、こんなところが思っていたところと違ったこと等も是非紹介してほしい。」「特に改善すべき点はなかった。」
という意見もいただいた。
7 審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置およびその年月日
番組審議会より番組制作者に審議内容を伝え、今後の番組制作に反映させていただくこととした。
(令和5年8月21日)
8 審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその内容、方法及び年月日
・放送番組の中で公表
番組名 「DailyCafe」日時 令和5年8月21日(月) 15:45頃~
・ホームページに掲示
9 その他の参考事項
特になし