2023年 03月 22日
第124回番組審議会議事録報告
第124回番組審議会議事報告
1 審議方法の変更
コロナウィルス感染症対策として、リモート開催として行った。事前に各審議委員に審
議対番組の音源と審議用資料を送り、各々審議番組を聴いていただいて、感想・意見を期
限までに回答いただき、番組審議会を開催とさせていただいた。
2 資料送付 令和5年2月27日(月) 審議委員に審議番組音源と資料を送付
3 回答期限 令和5年3月13日(月)
4 委員からの回答回収
委員数 6名 回答いただいた委員数 5名
回答委員の氏名 冨樫通明 伊藤賢次 小野理恵 山田富美子 豊島亜沙美
欠席委員の氏名 米本正広
5 審議内容
審議いただいた番組は、毎週火曜13:40~ 放送中の『仙台bridge』です。
審議対象番組:『仙台bridge (旧泉区福祉ガイドブック)』
放送日時:2023年2月7日(火)放送分
本放送: 毎週火曜 「DailyCafe」内 13:40~13:50 O.A.
番組時間 : 28分
放送形態 : 録音放送
出演: 「仙台bridge」(旧「泉区福祉ガイドブック作成委員会」)谷田部眞理子氏
進行: 「DailyCafe」火曜担当 佐藤友美
放送内容:
「仙台bridge」は長年「泉区福祉ガイドブック」名前でfmいずみ午後の生放送番組「DailyCafe」の中で放送し
てきました。昨年4月から番組名を新たに「仙台bridge」に改めて放送しています。名前は変わりましたが、内容
はこれまで通り、泉区を中心とした保健・福祉や市民活動の情報を紹介しています。
番組では「DailyCafe」火曜担当のパーソナリティ佐藤友美さんが、「仙台bridge」谷田部眞理子さんに電話をつ
ないでお話を聞くスタイルです。行政、福祉施設、福祉関係の市民活動団体、その他地域で活動する団体など、
保健福祉に携わる方々のネットワーク作りを目的に活動している「仙台bridge」。その活動を番組で紹介すること
で地域の福祉を支えるみなさんを応援しています。
今回審議していただくのは、2月7日(火)13:40ごろから放送した回です。
番組審議委員から番組に対して出された意見は次の通りです
審議委員から挙げられた良かった点としては、
「まだまだ先の話かと思っていましたが、大変参考になった。」
「身元保証人で“身元保証代行サービス”(第三者)を依頼するNPO法人や企業等の信頼性を調べることの必要性
がよくわかった。」
「 身元保証人の情報は有益と思いました。また悪質な団体があるという情報も良かったと思う。」
「15分間よどみなく話すスタイルは担当パーソナリティならではの番組。専門的なワードも聞いているうちに理解
の入り口まではこれたかなという感覚を持った。」
「今回は身元保証人について代行サービスや契約について興味ある内容だった。」
「事前にリサーチしておく事柄として誰でも認識してほしい、その時になって知らないより知っていることが大事
な番組内容だと思う。」
「自分も入院や介護の場面では書類が多くあり、大変さを経験した。」
「次回の内容はおひとり様に話題が繋がって、翌週の内容を案内することは良い。」
「短い時間の中で、話題の大切なポイントがしっかり詰まっている。もっと聴きたい、と思う気持ちもあるが
リスナーすべての人対象の話題ではないので、時間配分もちょうどだと感じる。」
「話し方も聞きやすく“「あとでこの専門用語を調べよう”といった際にしっかり聞き取れる。」
「なかなか忙しくて福祉のことを深く調べることが困難だったりすることもある。そんなときに、助けになった
り、どうしたらいいかわからなくなっていたときに解決のきっかけを与えてくれる番組だと思った。今後も続いて
ほしい番組だと思う。」
「入院時あるあるの解決法ということで、過去の入院時の出来事が懐かしく思い出された。持病の悪化により
入退院を繰り返したこともあり、身元保証人には苦労した経験があったからだ。また、同室の入院患者の中には
入院自体を身内にも隠しておきたいため、身元保証人の件で頭を悩ませている方もいた。あの時(昭和の時代)
に、このような企業があれば、あの入院患者さんも困ることはなかったのだろうに・・・ということも思い出され
た。」
「入院時はラジオを聞く機会も多い。午前中は検査などで忙しかったりするので、放送の時間帯はとてもいいと
思った。」
「若い方よりも高齢者の方が入院する機会は多いと思われる。しかし、家族が近くに住んでいなかったり、認知症
の問題であったりと、年を重ねていくというものは楽しいものばかりではなかったりもするんだろうな~などと、
いろいろなことを考えさせられる放送内容であった。」
また一方で、改善したほうが良い点、今後の要望については、
「身元保証代行サービスのデメリットやトラブルの具体的事例を紹介してほしかった。」
「制度的な話が多く全体的に的が絞りにくい。」
「番組パーソナリティのほぼ一方的な話になり専門的な用語が多すぎるので、制度一つひとつの名称や違いすらも
覚えにくかった。」
「個人でNPO法人や企業等の信頼性を調べることなどできるわけもなく、相談先や連絡先の周知も最後に有って良い
のではないのか と思った。」
「継続して聞いているリスナーと初めて聞いたリスナーとは、内容の理解度が違うので、初めて聞いたリスナーへ
の配慮が足りないと感じた。」
「話題にでた団体はどういう団体なのか、例えば、民間の任意団体か、NPO法人か、もう少し具体的に話して
ほしいと思った。」
「パーソナリテイが番組の最初に前回の番組のレビューや、自分が所属する団体の紹介などしたら良いと思う。」
「声と内容で以前から聞いていた人には、パーソナリティのお話は保健や福祉に関する情報と認識していますが、
オープニングで自己紹介の時に団体名だけ言われてもわからない。泉区を中心とした保健、福祉や‥‥と
一言付け加えた方が初めて聞く人のためには必要かと思う。」
「どこに?誰に?相談する。頼れる。一人で困らない!といったことは、いざという時一番重要だと思います。
情報だけでなく、聞いている人が安心する感覚が欲しいと思った。」
「聞き手のパーソナリティと一緒に番組を進めるには、互いに理解できたかの確認する会話があるといいと思
う。」
「これからも重複して何度も伝えてほしい事柄は、たくさんあるので、繰り返しも恐れず番組を続けてほしいと
思う。」
「リスナーの中には、初めて聞く専門用語もあったのでは?と思われた。私の場合、大学で学ぶ機会があったの
で、まだついて行けた所もあると思っている。とてもいい放送内容ではあるので、復讐もかねて時間をおいてもう
一度この話題を取り上げるなどしてほしい。」
「“専門用語の時間”という感じのコーナーを設けるなどしてみるのも面白いと思う。大学の講義で、初めて聞く
専門用語に戸惑った記憶がある。リスナーさんを置いてきぼりにしない工夫も、時には必要と思っている。」
という感想、意見をいただきました。
7 審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置およびその年月日
番組審議会より番組制作者に審議内容を伝え、今後の番組制作に反映させていただく
こととした。(令和5年3月22日)
8 審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその内容、方法及び年月日
・放送番組の中で公表
番組名 「DailyCafe」日時 令和5年3月22日(火) 15:30頃~
・ホームページに掲示
9 その他の参考事項
特になし