2023年 02月 08日
第123回番組審議会報告
第123回番組審議会報告
1 審議方法の変更
コロナウィルス感染症対策として、リモート開催として行った。事前に各審議委員に審議対番組の音源と審議用資料を送り、各々審議番組を聴いていただいて、感想・意見を期限までに回答いただき、番組審議会を開催とさせていただいた。
2 資料送付 令和4年12月20日(火) 審議委員に審議番組音源と資料を送付
3 回答期限 令和5年1月10日(火)
4 委員からの回答回収
委員数 6名 回答いただいた委員数 4名
回答委員の氏名 冨樫通明 小野理恵 山田富美子 豊島亜沙美
欠席委員の氏名 米本正広 伊藤賢次
5 審議内容
審議対象番組:『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記2022』
放送日時:2022年12月5日(月)放送分
本放送: 毎週土曜 19:30~19:58 O.A.
番組時間 : 28分
放送形態 : 録音放送
パーソナリティ:宮城学院女子大学正木ゼミ3・4年生、正木恭介、
番組提供:オリザ・ネット
審議いただいた番組は、毎週月曜19:30~19:58放送の『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記2022』です。
今年で放送15年目になる宮城学院女子大学食品栄養学科正木ゼミで学ぶ大学3年生、4年生有志がパーソナリティを交代で務める食と健康に関する情報、そしてキャンパスライフ、ゼミの活動など、学生が主体となって番組内容を考えて放送している番組。
今年度の放送期間はコロナウイルス感染症の影響で9月から翌年2月までの放送になりました。毎週3名の学生、コメンテーターとして正木先生か横山さんが1名ずつ参加しています。
コロナウイルス感染症対策として、9,10月はzoomを用いて、リモート収録を行いました。4年生2名、3年生1名で4年生がメインパーソナリティをつとえめました。11月から3年生がメインとなり、スタジオでの収録に切り替えました。今回審議いただく番組は3年生のみの放送です。
学生生活や大学で学んでいることを紹介する「学生のキャンパスライフ」、泉区のいいところを紹介する「泉いいとこ大発見パート4」、いろんな疑問を解決する「解決!なんでもアンサー」や「栄養学生が教える!〇〇」のコーナーを通して、食と健康にまつわる話題、情報をお届けるする番組。堅苦しくなく、女子大生目線でわかりやくお届けすることを目標に制作しています。
今回審議していただくのは、12月5日(月)19:30~19:58に放送した回です。
番組審議委員から番組に対して出された意見は次の通りです
審議委員から挙げられた良かった点としては、
オープニングでは、
・最初にコーナーの紹介をしたこと。
「キャンパスライフ」のコーナーでは、
・初めて知る礼拝堂のことやベルタワーのご紹介が良かったです。一度も伺ったことがないので、12/23の公開クリスマス礼拝に機会があれば一度行ってみたくなりました。ハンドベル、聖歌隊そして独唱などクリスマスの雰囲気を直接体験できそうで楽しみです。
ベルタワーや、礼拝堂の歴史や様子が具体的だった。
・クリスマス時期の校内の様子は興味深かった。
「泉区いいと大発見」のコーナー 仙台大観音の紹介では、
・恥ずかしながら40年も仙台の市民でありますが一度も参拝したことがありませんでした。内部は階段だけなのかなと思っていましたが、百八体仏・十二神将等が安置されているとは知りませんでした。
・近くて遠い「仙台大観音」の大きさ、中の様子、アクセス等、具体的でわかりやすかった。
・仏像と観音様の違いについてのトピックも面白い。
「解決なんでもアンサー」のコーナーでは、
ミカンの白いすじは食べたほうが体に良いと知っていたのですが、具体的にどのような成分がどう体に影響しているのか分かりませんでした。 成分や効果等詳細に調べられてもらってためになった。
その他、
・番組の中で、パーソナリティー同士のQAは、スタジオ内の臨場感が伝わってきて良かった。
・パーソナリティの3人は、聞きやすい言葉でした。
・いろいろな方向から調べたり、また実際に訪れての情報伝達は、とても好感が持てました。
・時間内で的確に伝えています。
・時節にあったテーマで、食品栄養学科のテーマとしても良かったです。
・安定したテンポを保ち、話し方も聴きやすい。
・何よりも良いところは、大学生一人一人の話し方が丁寧で一生懸命であること。長年続けていて、ネタ切れを感じさせてしまう要素もなく、リスナーが満足する内容を提供してくれている。また、最近では”言葉を大事にしない”人が昔よりも世の中にいるような感じがするが、簡略した言葉をたくさん使わないことや、雑に内容を相手に伝えることを決してしていない。
という感想、意見をいただきました。
一方で、気になった点や今後改善したほうが良い点として、
「キャンパスライフ」のこーなーでは、
・キャンパス内部設備やスケジュールについてよくわかりましたが、実際に昨年の雰囲気等も音で伝えてほしかった。
・実際のクリスマス礼拝の模様、ハンドベルの音色、聖歌隊の歌そして独唱の音源を次回は是非流してほしい。
「泉区いいとこ大発見」仙台大観音の紹介については、
・せっかく足を運んだのですから、現場での発見や見ての驚き、体験しての感想なども現場レポートしてほしかった。
「解決何でもアンサー」のコーナーでは、
・詳細紹介は良いのですが、もう少しポイントを絞ってアンサーしてほしかった。
全体紹介だと的が絞り切れず結果残るものが少ないように思います。
例えばポイントを3つくらいに絞ってお話いただいた方が良かったのではないかと思います。
・「ミカンの白い筋」についての情報について。
1、最初に、効果、次に理由、という順番で話した方が分かりやすいと思った。
2.説明の内容は、専門用語を、言い換えて、もう少し簡潔にした方が、効果が
リスナーに伝わりやすいと思う。
その他、全体としては、
・お話の仕方ですが、ノートを読んでいるような感じなので、全体的に序破急というか抑揚が欲しかった。
・他のパーソナリティーに意見を求める際にも、もっと自然な感じでお話をお願いしたい。が、正確には「第6回」か「6回目」であるので、注意してほしい。
・パーソナリティーの自己紹介の時、それぞれの地元の紹介や、管理栄養士を目指すきっかけや理由を話してほしかった。パーソナリティーのイメージがもっとリスナーへ伝わると思う。
・情報伝達が主で、前半に曲が入りましたが、説明が5分前後になってしまい長く感じました。
・質問という形式で話しの掛け合いは作っていましたが、スタジオでの収録になっだからこその言葉のやりとりがあってもいいと思います。
・笑い声が入ったり、エピソードもいろいろ入るともっと和やかな雰囲気も出せるようになるでしょう。
・気になったのは言葉の最後に「よろしくお願いします」が入り過ぎて、誰に対して言っているのかな?と感じました。
・今後も、題材以上に”聴き手に伝えることを大事にする”番組であってほしい。
といった意見をいただきました。
7 審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置およびその年月日
番組審議会より番組制作者に審議内容を伝え、今後の番組制作に反映させていただくこととした。(令和5年2月3日)
8 審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその内容、方法及び年月日
・放送番組の中で公表
番組名 「DailyCafe」日時 令和5年2月7日(火) 15:15頃~
・ホームページに掲示
9 その他の参考事項
特になし