第119回番組審議会 報告

第119回番組審議会議事録

１　審議方法の変更　

コロナウィルス感染症対策として、通常の開催方式を変更して実施した。今回は事前に各審

議委員に審議いただく番組の音源と資料を送り、各々審議番組を聴いていただいて、感想・

意見を期限までに回答いただくという形で、リモートでの番組審議会を開催した。

２　資料送付　令和3年10月15日（月）　審議委員に審議番組音源と資料を送付

３　回答期限　令和3年10月31日（日）　

４　委員からの回答回収

委員数　　 6名　 　　回答いただいた委員数 　 5名

回答委員の氏名 　　冨樫　通明 　小野　理恵　　山田　富美子　　伊藤　賢治 豊島　亜沙美

５　審議内容

　今回審議いただいた番組は、「はーやんのJourney to music」です。この番組は2009年1月から放送していた

「JAZZ交差点」が2020年7月に「はーやんのJourney to music」としてリニューアルしました。仙台を拠点に活動する

ジャズサックスプレイヤー、はーやんこと林宏樹をメインパーソナリティー、ｆｍいずみ伊藤智瑛子をアシスタントに

お送りする音楽エンターテインメント番組。ジャズにこだわらず様々な世界の音楽や仙台の音楽シーンの舞台裏など

を紹介しています。

　今回審議していただくのは、10月1日(金)20：30～21：00に放送した回です。

番組審議委員から番組に対して出された意見は以下の通りです。

【番組の感想と意見】

　　今回の放送について審議委員から出た良い点としては、

　・10年以上続けられた番組をリニューアルされたということだが、

　大人の雰囲気を感じられる番組が残っていてくれて素直に嬉しいと感じている。

　・放送日、放送時間帯ともによいと思う。

　・配信ライブ（イープラス）については、私ぐらいの年齢の者にはわからない人が多いかもしれないが、

　さらりと触れてもらったので勉強になった。

　・ところどころ、伊藤さんの遠慮のないツッコミが入るが、二人の仲に信頼関係があってのことと思えて、微笑ましかった。

　・全体を通して、林さんと伊藤さんのトークは自然で聴き安かった。

　・振り返りタイムでのe-ticket の話は興味深かった。

　・若柳町や、気仙沼での演奏に出てくるプレイヤーの演奏は素敵で、非日常の気持ちを味わった。

　・パークタウンや海洋館でのこれからのコンサートのインフォメーションは詳しかったので、

　リスナーが続けて番組を聞こうという動機づけになったと思う。

　・前半後半と時間配分も良く、二人の掛け合いで心地よい番組となっています。

　・特に、レポートの部分は毎回多くの配信情報やライブ情報をお伝えしている様子、

　今回はこの構成で2曲のみを聴かせることではっきりとした番組になったと思います。

　・全体的にお二人の軽快なトークを楽しめた

　・入りもフルーツの楽しみ方で盛り上がって季節を感じることができた

　・9月の振り返りで、配信ライブでの佐野碧さんの e+ の事前審査があるのも初めて知った

　・各地でのご活躍と、現地での多くの方々とのつながりも興味が持てた

　・JAZZ交差点の時からファンで聴いており、しばらくの間忙しくて聴けていなかったのですが、

　林さんと智瑛子さんの話している時の様子や雰囲気が昔から落ち着く感じで聴きやすくホッとします。

　・話題の内容をわかりやすく伝えている。

　一方、審議員からあげられた改善点や今後の要望として、

　・コロナ禍でライブやイベントが制限されており大変だと思うが、林さんには、

　　これからも楽しいライブの紹介＆ライブなどの振り返りのお話を期待している。

　・音楽は好きでもジャズをあまり知らないリスナーもいると思います。多くの人が知っているポップスなどを、

　ジャズにアレンジして聞かせて頂くと、ジャズをもっと楽しんでもらえるのでは、と思いました。

　・曲が今回は2曲でしたが、パターン化せずに（レポートと曲）番組を作ってほしいと思います。

　・林さんの声の量が小さいので、調整してもらえたら。

　・音楽の力を感じられる明るい話題の番組はとてもうれしいことです。

　　これからもジャズを中心として、聞き手が興味をもつ音楽を発信してほしいです。

　・最初の１０分間のオープニングで、智瑛子さんの声は近い感じがして(きちんと大きく聴こえる)、

　　林さんは若干マイクが遠く感じ、　二人の声のバランスが取れていない感じがした。

　・オープニングトークでBGMがないように感じたので、あった方が良いと思った。

　　(流すならわかるように、1曲目の後はトークのBGMがしっかり聴こえていたので。）

　と、今後の放送への提案や改善するとよい点、これからの放送に期待することについて意見をいただきました。

７　審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置およびその年月日

番組審議会より番組制作者に審議内容を伝え、今後の番組制作に反映させていただくことと

した。（令和3年12月2日）

８　審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその内容、方法及び年月日

・放送番組の中で公表　

　　　番組名　「DailyCafe」日時　令和３年12月21日（火）　15　：19　頃～

・ホームページに掲示

９　その他の参考事項

特になし