Daily Cafe(月)トピックライブラリー「整理収納アドバイザー山﨑真弓の片づけのいろは」

10月21日のDaily Cafe(月)のトピックライブラリーは、毎月第3月曜日ということで、整理収納アドバイザー山﨑真弓さんの「片づけのいろは」をお送りしました。

台風19号の被害が宮城県でも甚大なものとなっています。言葉がありません。
早めの避難で避難所に持っていくものや自宅で避難生活を送るときに必要なものなど、我々が「備えるべき物や事」は何かを考えました。

①非常持ち出し袋は取り出しやすいところにするなど、場所を決めておくこと。
②赤ちゃんがいたり、お年寄りなどがいる場合、これじゃないと困るもの(おむつ・薬・コンタクトレンズなど)を用意しておくこと。
③水(500ml)を人数分は最低持つこと。また、1日3ℓは必要と言われているので、飲み水は備蓄すること。
 お風呂の残り湯は、そのまま浴槽に張っておく。
④ローリングストック(備蓄の新しい方法。 保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方。 普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法)で、備蓄品を食べなれていることも大切で、お子さんがいるご家庭は食べなれているように、普段から食卓にあげることも心掛けておくこと。
④年に2回見直しをして、衣類も入れ替えると季節に合ったものを入れ直せるので、見直しの時に食品も賞味期限をチェックしておくこと。
⑤想像力を働かせて、想定してみることが大切。

水害の時の片づけで気をつけることは、水をかぶったもの(濡れた畳や家具など)は水で洗い流すことが大切です。というのも、下水から逆流してきている水は不衛生なので、水で流せられなかったときは水拭きをしてよく乾かすことと、できるならば、塩素系の消毒液を薄めて消毒することをおすすめします。

台風15号では強風で停電が長い間続きました。停電で傷んだ食品や水をかぶった食品は、日中との温度差がある場合は傷みやすいので、もったいなけれど処分するようにしてください。
断水後の水道水も、水道局からの連絡がありますが、飲用の水の場合は確認してから飲むようにしてください。

「備蓄品を置く場所がない」ということで、「備蓄しない!」という声があります。命を守るための備蓄をするためにも、日頃の片づけが大切です。片づけをして備蓄のための場所を確保しましょう。また、備蓄品も2階建ての戸建ての場合は、一階と二階に分けて備蓄することも大切です。そして、その備蓄も、家族で話し合って、何をどこに備蓄しているのかを共有して覚えておくことも大切です。

もしもの時の備え。今一度、想像力を働かせて、一人一人が考えて行動することが求められています。みなさんも、一緒に考えて行動に移しましょう。



by fm797izumi | 2019-10-23 15:09 | ★ゲスト★