Daily Cafeトピックライブラリー

Daily Cafe(月)担当の佐藤明子です。4月16日のトピックライブラリーは、「子ども虐待防止ネットワーク・みやぎ」、通称「キャップネット・みやぎ」の方にスタジオにお越しいただき、お話を伺いました。
「キャップネット・みやぎ」は、子どもの虐待にかかわる様々な問題を市民の目線と専門家の知恵で考えていく団体として、1999年に設立され、来年で20年になります。
主な活動は、電話相談を受け付けたり、週一回の母親グループを開催したり、年2回の子育て講座の開催、年一回の電話相談員養成講座と記念講演の主催です。
母親グループでは、仙台市中心部で、当事者グループ(自助グループ・ピアカウンセリング)で、色々な問題を抱えている方が集まって、輪になって、一方的に自分の悩みを話して、グループの皆さんにはアドバイスや批判をすることなく黙って聞いてもらい順番に話すということをやっています。
子育て講座では、「楽になりたい子育て」というテーマで全6回で「怒鳴らない・叩かない子育て方法」というメソッドでトレーニングしていきます。

「虐待」の定義は、
①身体的虐待(叩いたり蹴ったりのほかに、真冬に戸外に締め出す、部屋に拘束するなども)
②性的虐待(ポルノ雑誌やDVDを見せることも)
③心理的虐待(大声や脅しで子どもを過度に恐れさせる、無視する、著しい兄弟間差別、「お前はダメな子だ」と自尊心を傷つける、子どもにDVや激しい夫婦喧嘩を見せる)
④ネグレクト(食事を与えない、衣服を着替えさせない、登校禁止にして家にとじ込める、病気なのに病院に連れて行かないという医療ネグレクト)

親が子どもにする行為が「虐待」か「虐待ではない」かは、白黒はっきり分かれるものではなく、グレーな部分があるもので、最近では、「虐待」という言葉の持つイメージが強烈すぎるので、「マルトリートメント」という言葉が使われるようになってきています。「マルトリートメント」とは、不適切な関りの意味です。
この「虐待」「マルトリートメント」は、なぜ行われるのか、その背景は、「親の孤立」が大きな原因であることがほとんどで、以前は大家族で三世代家族が多かったけれど、核家族化が進み、母親一人で育児を担う事が多くなって、近くに親や親戚がいないとだれにも頼れないで、孤立につなっがってしまうということです。
最近は、のびすくなど子育て支援も充実してきてはいるけれど、うまく利用できない・人に頼れない・頼ってはいけない・・・などの思いがあると一人で悩んでしまいがちになるので、そんな時に、泣き止まない赤ちゃんや言うことを聞かない子どもにイライラして、不適切な扱いをしてしまうのは、十分あり得ることとだそうです。

キャップネット・みやぎは、「育児の大変さを誰かに分かってほしい」「知り合いには話せないけど、誰かに吐き出したい」という気持ちを受け止める場所です。
お話に対して、批判やアドバイスや「ママなんだからがんばって!」など言わず、ひたすら気持ちをお聞きします。
もし、つらい気持ちになったら、どんな些細なことでもいいので、お電話してみてください。

電話番号
     022-265-8866(月曜から土曜 10時から13時)

LINE無料電話 ID kokorokaruku 最初に友だち登録が必要)(月曜から土曜 10時から13時)






by fm797izumi | 2018-04-18 12:01 | ★ゲスト★
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