おばあちゃんの味 “おくずかけ”

あっついですね~!!!
こんにちは!学生リポーターの中村かさねです☆

いよいよ夏本番!私たち学生には“夏休み”という楽しみがありますが、その前にテストが待っています。
そのような事情も重なり、来週から1か月、「大学生のJIMOTO EYE」はお休みすることになりました><

次のリポートはお盆明けになります。その前に、ぜひ、私の大好きなお盆の定番料理を紹介したいと思い、今日のテーマは、「おばあちゃんの味 ~おくずかけ~」でした!

おくずかけは、宮城県の郷土料理。お盆やお彼岸に食べられる精進料理ですね♪

私は、祖母のつくるおくずかけが大好きで、高校生の頃から自分でも作るようになりました。
今日は、祖母に教わったおくずかけのレシピを紹介します!


<材料> 今回は8人分くらい!
・にんじん 2本  ・じゃがいも 小さめ5個(ちょっと多かったかも!)
・さつまいも 1本 ・干ししいたけ 7枚 ・いんげん 8本 
・油揚げ 1枚   ・昆布だしor鰹だし  ・白石温麺1束(そうめんでも◎) 
・水 具材がひたひたになるくらい ・しょう油 適当  ・酒 大さじ3 
・片栗粉 ・みょうが

地域によっては、ナスやゴボウ、タケノコ、こんにゃくなどを入れるお家もあります!

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<作り方>
1 干ししいたけはあらかじめ、水で戻しておく。この戻し汁は煮汁に使います!

2 にんじん、じゃがいも、さつまいもは1センチ角の角切りにする。

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3 いんげんは、さっと茹でて3センチくらいに切る。

4 干ししいたけと油揚げも、食べやすい大きさにカットする。

5 だし汁と、干ししいたけの戻し汁、酒などを入れ、にんじんなどかたいものから具材を煮る。(いんげんは色が悪くなるので、最後の最後に入れる!)

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6 しょうゆで味を調える。味を引き締めたい時は、塩で調節すると◎

7 片栗粉でとろみをつける。

8 白石温麺を茹で、お椀に分け、おくずかけとまめふを入れて、みょうがを添えたら完成!

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野菜のうまみが出るので、だし汁は普段のお味噌汁よりも少な目で大丈夫ですよ!
しょうゆと塩は味見をしながら少しずつ加えて、お好みの加減にしてくださいね☆


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冷たいもので疲れたおなかをホッとさせてくれるんです♪
しょうゆ味の、親しみやすい味なので、郷土料理と言っても、県外の人も馴染みやすい料理ですよ!

そして、栄養満点ですが簡単につくれちゃうのも魅力のひとつ!
お子さんの、夏休みのお手伝いにもぴったりたと思います(^^)

今年のお盆はぜひ、おくずかけ、つくってみてくださいね♪


☆おまけ☆
実は今回、久しぶりに作ったので、調味料などは目分量になってしまいました><
祖母にも改めて作り方を聞いてみたのですが、「おばあちゃんもいつもなんとなくの感覚で作ってたからな…」とのこと。

でも、言い訳をするわけでないけれど、郷土料理や家庭の味って、数字や言葉で簡単に表せないものなのかもしれないな・・・。
自分の舌と思い出を頼りに、毎年作っていくことで、もっと祖母の味に近づけて、そしていつか自分の味が出せるようになりたいです!


さて、次回の大学生のJIMOTO EYEは8月19日(水)を予定しています♪
それまで皆様、夏バテなどございませんように・・・。
それではまた次回、よろしくお願いします☆
by fm797izumi | 2015-07-15 14:33 | ★リポータの部屋★