2015年 07月 15日
おばあちゃんの味 “おくずかけ”
こんにちは!学生リポーターの中村かさねです☆
いよいよ夏本番!私たち学生には“夏休み”という楽しみがありますが、その前にテストが待っています。
そのような事情も重なり、来週から1か月、「大学生のJIMOTO EYE」はお休みすることになりました><
次のリポートはお盆明けになります。その前に、ぜひ、私の大好きなお盆の定番料理を紹介したいと思い、今日のテーマは、「おばあちゃんの味 ~おくずかけ~」でした!
おくずかけは、宮城県の郷土料理。お盆やお彼岸に食べられる精進料理ですね♪
私は、祖母のつくるおくずかけが大好きで、高校生の頃から自分でも作るようになりました。
今日は、祖母に教わったおくずかけのレシピを紹介します!
<材料> 今回は8人分くらい!
・にんじん 2本 ・じゃがいも 小さめ5個(ちょっと多かったかも!)
・さつまいも 1本 ・干ししいたけ 7枚 ・いんげん 8本
・油揚げ 1枚 ・昆布だしor鰹だし ・白石温麺1束(そうめんでも◎)
・水 具材がひたひたになるくらい ・しょう油 適当 ・酒 大さじ3
・片栗粉 ・みょうが
地域によっては、ナスやゴボウ、タケノコ、こんにゃくなどを入れるお家もあります!
<作り方>
1 干ししいたけはあらかじめ、水で戻しておく。この戻し汁は煮汁に使います!
2 にんじん、じゃがいも、さつまいもは1センチ角の角切りにする。
3 いんげんは、さっと茹でて3センチくらいに切る。
4 干ししいたけと油揚げも、食べやすい大きさにカットする。
5 だし汁と、干ししいたけの戻し汁、酒などを入れ、にんじんなどかたいものから具材を煮る。(いんげんは色が悪くなるので、最後の最後に入れる!)
6 しょうゆで味を調える。味を引き締めたい時は、塩で調節すると◎
7 片栗粉でとろみをつける。
8 白石温麺を茹で、お椀に分け、おくずかけとまめふを入れて、みょうがを添えたら完成!
野菜のうまみが出るので、だし汁は普段のお味噌汁よりも少な目で大丈夫ですよ!
しょうゆと塩は味見をしながら少しずつ加えて、お好みの加減にしてくださいね☆
冷たいもので疲れたおなかをホッとさせてくれるんです♪
しょうゆ味の、親しみやすい味なので、郷土料理と言っても、県外の人も馴染みやすい料理ですよ!
そして、栄養満点ですが簡単につくれちゃうのも魅力のひとつ!
お子さんの、夏休みのお手伝いにもぴったりたと思います(^^)
今年のお盆はぜひ、おくずかけ、つくってみてくださいね♪
☆おまけ☆
実は今回、久しぶりに作ったので、調味料などは目分量になってしまいました><
祖母にも改めて作り方を聞いてみたのですが、「おばあちゃんもいつもなんとなくの感覚で作ってたからな…」とのこと。
でも、言い訳をするわけでないけれど、郷土料理や家庭の味って、数字や言葉で簡単に表せないものなのかもしれないな・・・。
自分の舌と思い出を頼りに、毎年作っていくことで、もっと祖母の味に近づけて、そしていつか自分の味が出せるようになりたいです!
さて、次回の大学生のJIMOTO EYEは8月19日(水)を予定しています♪
それまで皆様、夏バテなどございませんように・・・。
それではまた次回、よろしくお願いします☆
by fm797izumi
| 2015-07-15 14:33
| ★リポータの部屋★